いつもハーモス勤怠をご利用いただきありがとうございます。 この度ハーモス勤怠は、皆様から多くのご要望をいただいておりました「月次の労働時間集計値(残業時間など24項目)に対する端数処理(丸め)機能」をリリースいたしました。
これにより、各企業の就業規則(賃金規程)に沿った柔軟な端数処理設定が可能になり、給与計算ソフトへのデータ連携や月次集計の管理がよりスムーズになります。
【機能概要】月次の労働時間集計値に対する「端数処理(丸め)」機能
「勤怠設定」画面において、月次の労働時間集計値24項目に対して端数処理(丸め)を適用できる機能を追加しました。端数処理された値は、日次勤怠画面の集計欄や各種レポート、CSV・PDF出力等に反映されます。
メリット
自社の就業規則への柔軟な対応: 残業時間や深夜労働など、各項目ごとに「切り捨て」「切り上げ」「30分丸め」などの柔軟な設定が可能になります。
給与計算の効率化: 勤怠データを出力する前にシステム内で端数処理を完結できるため、CSV出力後の手加工の手間がなくなります。
これまでの課題
従来の仕様では、月次の労働時間集計値(残業時間や法定時間外労働時間など)に対して、システム内で自動的に端数処理(丸め)を行うことができませんでした。そのため、就業規則で「月次残業時間の30分未満切り捨て・30分以上切り上げ」等の規定がある場合、csvデータを出力した後にExcel等で手動で端数処理を行う必要があり、集計工数の負担や転記ミスのリスクという課題がありました。
今回の改修
月次の労働時間集計値24項目に対して、端数処理設定を有効化できるようになりました。 設定された「丸め値」は、日次勤怠画面、勤怠PDF、月次レポート、月次集計データ(CSV形式)、公開APIなどに一斉に反映・出力されます。
▼設定画面(勤怠設定)
▼日次勤怠画面(集計欄)
▼勤怠PDF
▼月次レポート
確認できる項目・設定
1. 対応項目(計24項目)
以下の月次集計値に対して個別に端数処理を設定できます。
- 残業時間
- 残業時間(日中)
- 残業時間(深夜)
- 残業時間:36
- 残業時間:36(日中)
- 残業時間:36(深夜)
- 法定時間外+法定外休日労働時間(45時間以下)
- 法定時間外+法定外休日労働時間(45~60時間以下)
- 法定時間外+法定外休日労働時間(60時間超過)
- 法定内時間外労働時間
- 法定内時間外労働時間(日中)
- 法定内時間外労働時間(深夜)
- 法定時間外労働時間
- 法定時間外労働時間(日中)
- 法定時間外労働時間(深夜)
- 法定時間外労働時間(週40時間超過)
- 法定時間外労働時間(週40時間超過を除く)
- 法定外休日労働時間
- 法定外休日労働時間(日中)
- 法定外休日労働時間(深夜)
- 法定休日労働時間
- 法定休日労働時間(日中)
- 法定休日労働時間(深夜)
- 深夜労働時間
2. 選択できる端数処理方法
端数処理しない(デフォルト値)
30分未満切り捨て・30分以上切り上げ(1時間未満の端数に対して適用)
切り上げ(5, 10, 15, 30, 60分単位を選択可能)
切り捨て(5, 10, 15, 30, 60分単位を選択可能)
3. 設定方法
設定方法につきましては以下のFAQをご確認ください。
残業時間の端数処理の設定方法は?
ご利用時の重要な注意点
設定変更後のデータ反映タイミングについて: 「日次勤怠画面」および「勤怠PDF出力」へは設定変更後、即時反映されます。 「月次集計データ(CSV)」「月次レポート」「月次グラフ」「公開API」へ反映させるには、設定変更後に「社員単位での日次勤怠の登録・申請」または「レポートデータ更新」の実行(再集計)が必要となります。
月締確定済みの月について: 月締確定が「確定済み」の月は再集計されません。設定を反映させたい場合は、一度月締確定を解除する必要があります。
日中・深夜と合計値の関係について: 「残業時間(日中)」と「残業時間(深夜)」のそれぞれに異なる端数処理を行った場合、それぞれの丸め値を合計するため、全体の「残業時間(合計)」の端数処理結果と一致しなくなる場合があります。
勤怠アラートとの連動について: 36協定等の超過を正しく検知するため、勤怠アラートは端数処理前の「実測値」を元に通知されます。画面上の表示値(丸め値)とズレが発生する場合がありますが、安全な労務管理のための仕様となります。